鮪の安い店めしや幸。その理由を解説。ハザイ=端材だって充分美味い

まいど幸のオヤジです

今回は「鮪=マグロ」の話。

安く提供できる理由として、

「ハザイ=端材」の事など含めて

色々書いてみようと思う。

解説なんてタイトル付けてみたが

そんな偉そうなもんでもないので

気楽に見てやってくれれば良い。

で、

「ハザイ=端材」なんて聞くと

なんとなくイメージ悪そうやが

全くもってそんな事は無い。

呼び方こそ「ハザイ=端材」やが

鮪(マグロ)であることに変わりないし

ただ、血合いやら骨やら付いてて、

成形する前の段階っていうだけの事。

(端っこってだけ)

ま、要するに、

掃除(成形)せんとアカンので

”オヤジが面倒くさい思いする”

ただそれだけのこっちゃ(笑)

ちなみに・・・

ウチの鮪は(たとえハザイだろうと)

仕入れが安定的でないのが難点w

契約上、仕方無いのでそこは勘弁。

なので、鮪(マグロ)の定食など

頻繁にはやってやれんが

やってるときは「ラッキー♪」

くらいに思って貰えたらと思う。

・・・念の為、宣伝でした。

ってことで、

鮪(ハザイ)に関して

簡単に書いておこうと思う。

気楽にお付き合い宜しく。

鮪の安い店めしや幸。その理由を解説。ハザイ=端材だって充分美味い

では、鮪の話をする前に

先に伝えておきたいのが

安く提供していると

なんでか言われがちなこと。

「安い=何使ってるか分からん」とか

「金持ちの道楽やろ」とかっていう、

根も葉もないウワサ話。

まぁそんなガセネタって、

並以上のお客さんは決して言わんが、

世の中、妬みそねみを生きがいにしてる

どうしようもない寂しい人間もおるからな。

しかし、マグロに罪はない。

美味しく命を頂戴すべき所を

アホな人間如きのウワサ話で

鮪の価値を下げたらんといてくれ。

確かに、ウチの鮪は

綺麗に成形して売ってるのと違って

ハザイ=端材を使ってるが、

別に変なモン使ってるわけちゃうし

オヤジは金持ちでも何でもないので、

サービス精神を買ってやるくらいの

快い対応、なぜ出来んかね?と。

ハザイであろうと、鮪は鮪じゃ~

・・・ま、そうは言うても、

少しくらいは利益ないと

それはサービスでもなんでもなく

ただのボランティア活動になるので

その辺はちゃんとやっとるがねw

というのが、

まず最初に伝えておきたいこと。

とにかく、

ハザイだろうとウマイ鮪なので

どうぞ安心して召し上がりやがれ~

材料の端っこ=ハザイ(端材)?

では「ハザイ=端材」について。

鮪だけに限らず、食材には

大抵「ハザイ=端材」が存在する。

オヤジは、ほぼ鮪に関してしか

ハザイ(端材)という言葉は聞かんが

大抵の食材の場合、そう呼ぶと思う。

他にも、例えば野菜類なんかだと

「B品」なんて呼び方もあったりするが、

あれは少々モノが悪かったり

(キズモノだったり)するので

ニュアンスとしては少し違う。

オヤジの使ってる鮪は

ハザイだろうとモノは良いのでね。

今回は鮪のハザイってことで書くが

鮪に限らず、食材には色々と

「ハザイ=端材なるものがある」

ってことだけでも覚えとくと宜しいかと。

ほんで、鮪を解体していくと

必ず、余りで切れ端が発生する。

それらを集めたモノが、いわゆる

「ハザイ=端材」やと思えばいい。

ま、簡単にいえば

”材料の端っこ”ってことで

「ハザイ=端材」という感じかな。

言葉の意味合いまでは知らんw

鮪に限らず「ハザイ=端材」は色々ある

で、同じくして、

豚肉とか牛肉とかも

ハザイ(端材)なるものがある。

スーパー行って

精肉コーナーの横っちょに

「切り落とし」なんて書いて

ちょっと言葉悪いけど、

雑にまとめられた安いパック

誰でも見たことあると思う。

あれもまぁ同じようなもので、

同じ牛さん豚さんから取れた肉やけども、

綺麗にカットした分の余りみたいな。

でも実はアレって超お得やから

オヤジも自分の食事用に、

たまに買ったりする。

同じ国産黒毛やのに、

切り落としってだけで

グンと値段下がるんやからな。

(ちゅーかアレで十分美味い)

なんでもかんでも

綺麗に成形されたもんだけが

必ずしも1番良いとは限らん。

出来るだけ安く鮪を提供するオヤジ

で、鮪も同じく、

大きい鮪ほどハザイが出るんで

それらを冷凍してくれて、

8㎏とか10㎏とか・・・

大入りの所だと15㎏とか

入数はマチマチやが販売してくれる。

ま、言うても「ハザイ」やし、

全部ひっくるめての総重量なんで

お刺身に出来ない所なんかも、

もちろん入ってたりする。

なので、オヤジはそれらを精製してから

店で振る舞ってるっちゅーわけやな。

因みに、お刺身に出来ない所なんかは

よくフライにして提供しているオヤジ。

ま、簡単に説明するとこんな感じで、

その「ハザイ=端材」を

オヤジは安値で仕入れて来るんで、

お客に安く提供できるって話。

でもまぁ、安い言うても

仕入れタダってワケちゃうし、

たとえハザイであろうと、

鮪である以上、それなりに値はするので、

有り難く食して貰えるとオヤジも嬉しい。

という事なので、

ウチで鮪を注文する時は

その辺も覚えといて貰えたらと。

よろしく賜う~

バラエティパックがお買い得

あと、

安く提供出来る理由として

加えておくと・・・

オヤジの仕入れてくるものは

一般にはあんまり出回らんような

いわゆる「バラエティパック」

みたいなものを使ってるから。

要は「鮪のハザイ詰め合わせ」やな。

ハザイはハザイでも、

色んな種類の鮪の詰め合わせ。

なので、

レアな高級マグロのハザイだって

時には混じってることもある。

ハザイを売ってる業者は色々あるけど

どれも単一の鮪のハザイが多い。

「キハダのハザイ詰め合わせ」とかね。

まぁ、

その方がいいって店もあるやろうし

全然それはそれで良いねん。

ただ、

オヤジの店は、とにかく

”安さで愛想する店”なので

特に「何マグロが良い」

みたいなこだわりは無い。

で、おそらくは(予想やけど)

詰め合わせて売る方が、

業者側もロス減って都合良いハズw

実際、詰め合わせの方が

他より安く仕入れさせてくれるし。

なので、俗に言う

「WIN×WINの関係」やな。

ただ、このバラエティパック・・・

出ないときはホンマ

長いこと出てこんのが難点。

なので、安定して入るときは

オヤジも惜しみなく提供するんで

マグロに感謝しながら

美味しく食してくれると宜しいかと。

🉐中トロなんかも混じっていることがある

で、そんな

バラエティパックのええ所が

たまに中トロとか?

店によったら中々の値段しそうな

希少部位が入ってるという点。

もちろん、オヤジとしては

原価も変わらんわけやし

出し惜しみせんと普通に出すw

ま、そんな希少部位に

当たるかもしれないってのも

1つの楽しみやね~

(皆が皆、トロ好きとは限らんがw)

ただ、行儀の悪い客には

適当な所出すんで、気を付けて(笑)

因みに、トップの画像なんかは、

極めてトロに近い部分やったりする。

基本ウチのお刺身は8貫前後で造るので

美味しい部分に出会える確率は決して低くない。

っていうか、トロの話したけど

別に赤身だって美味いからな?

オヤジは断然赤身の方が好きやし。

まぁ、そんな感じの

鮪のバラエティパックやが、

同じ食べるなら、その辺も楽しみながら

堪能していって貰えればと思う。

閉店間際のタイムセール価格レベル

では併せて価格の話なども少々。

ウチの価格って、スーパー等で見かける

閉店間際のタイムセール価格くらいの設定。

(まぁスーパーにもよるが)

で、鮪なんて、それこそ

100グラムのサク買ったって

大抵500円程度はする所を、

ウチは定食で500円(日替わり時)

そりゃ安いと思うわけよ。

・・・自分で言うのも何やけど(笑)

でも、この価値を分かって欲しいし

鮪を有り難く食べて貰えるんやったら

儲けなんて、微々たるもんでかまへん。

言うなれば、

オヤジが身を切る程度の事で

鮪の活躍できる場があるならそれでいい。

世の中、高い店、安い店、色々あるけど

行儀良くしてる人にとっては好都合な店。

そんな感じなんで、鮪をお得に食べるなら

日替わりサービスの時にウチに来ると良い。

無愛想に待ってます。

鮪でも何でも仕入れが肝心

ではウチの鮪が安い理由、

色々書いてみたんやけども、

飲食業に限らず、お店ってのは

「仕入れに対してプロであるべき」

ってのがオヤジの持論なので、

その辺も書いておこうと思う。

料理人(コック)なんてのは

間違っても偉そうにするもんちゃう。

偉そうに料理振る舞って

偉そうな金額取って、

そんな店見てると、いつも思う。

君ら、サービス業やろ?って。

仕入れにもっとプロ意識持てば、

もっとお客を満足させられそうな店なんて

そこら中に見かけるで?

もしこの記事みて、

思い当たる人がおれば

ちょっとでも是正してみると良い。

今回は鮪の話してるけど

どんな食材だろうが

ボケーっと普通に仕入れてたら

そりゃそれなりの金額になるわ。

お客を喜ばせたり、驚かせたり

ってのもサービスのウチやし

仕入れにもっとプロ意識持てば

色々考えられそうなもんやが?

並のもん買ってきて、

それなりの値段取って出してたら

「まぁこんなもんか」

って思われるのは当然の話。

他の店で1000円のランチを

500円で売るからオモロイんやで?

他と同じく良いモノ使って、

他よりもお得に食事出来れば

満足感なんて自然と湧いてくるハズ。

でもまぁ・・・中には

さも当然の様に食す人もいるがねw

ま、

そんな不届き者は置いといて。

自分がお客側やとして、

「こんな店あったらええな」と思えば、

利益云々とかよりもまず、

お客の満足を優先に考えるのが普通。

それでも

確かにボランティアではアカンので

その辺のラインはギリギリ保ちつつも、

自分ができる最大限のサービスで攻める。

これがオヤジの意気込みなわけで・・・

ちょっと話ずれてきたなw

まぁ、それ系の話に興味あれば

下記の記事で色々書いてあるので

時間良ければ読めば良い。

で、ともかく、

サービスの第一歩目が「仕入れ」

いかに安く仕入れてくるかで

お客への奉仕レベルも変わってくるし、

仕入れをサボってる所ほど・・・

偉そうな値段取って、儲けに走って

外車(高級車)買ったり、

キャバクラにつぎ込んだり

ギャンブルしてみたり、

意味分からん投資してみたり、

借金やら、自己破産したり・・・

そのどれもがオヤジからしたら

「おたくら何やってんのん?」って話。

当然、そんな人間なりたくないし、

そんな店にもしたくないので、

オヤジはこれからも

気合い入れて、良い仕入れを心掛ける。

今回の鮪(ハザイ)もその1つなんで

これからも有り難く食ってやってくれ。

サービスになってないサービス業

あと、そうそう、

今の話のついでに書いとくと、

会社や店によって

サービスの内容が違うのは分かるが

満足出来ない所(店)が多いと感じるのは

おそらくオヤジだけではないはず。

今回の鮪の話で言えば、

お客に安価で提供するために

仕入れをがんばって還元するのが

オヤジなりのサービス(愛想)なんやが、

安く仕入れてきたからって

自分の利益欲しさに高値で売ってたら

それはサービスたり得ない。

お客にバレんかったらええって

そういうもんでもないやろし。

そりゃまぁ、利益だけ求めていったら

儲かるには儲かるんやろーけどな?

でもな、オヤジの経験上、

利益(儲け)重視で商売してた所って

ほとんど店たたんでるか、会社無いか、

結局、全部やめてる所ばっかりやし。

サービスになってないサービス業

そんな事やってる所ほど短命よ。

そもそもサービスって、

相手(お客)を満足させることやん?

サービスの意味とか

偉そうに語るつもりはないが

相手(お客)の満足あってナンボ

ってのがサービスちゃうのん?

これがオヤジ流で言う所の

「値段で愛想する」って事なんやが、

しこたま売れたときに多少儲かる。

それくらいの値段設定で

愛想するのが丁度ええんちゃうかと。

(ま、オヤジの場合はって話やがな)

1食500円の価値

でもま、

サービスに対するコンセプトなんか

店や会社によって様々やろうし、

あんま、ごちゃごちゃ決めた所で

逆にややこしいだけかも知れん。

だからオヤジはシンプルに

「値段で愛想(サービス)する」

これからも徹底していこうと思う。

誰でも1つくらいやったら

貫けるもんあるハズやからな。

願わくば、社長だけでなく、

従業員全員が同じサービス精神

で、働いてくれれば

日本のサービスの質はもっと向上する。

・・・って、いつか読んだ本に

そんなこと書いてた気がする(笑)

ま、色々書いたけど、

何か一つでも良いから徹底していけば

お客って満足させられると思うで?

ほんで逆に、オヤジとしても

がんばって無い人間にまで

サービスしたくはないので

がんばって500円稼いで、

めしや幸でお得に鮪を食せば良い。

(別に鮪に限らんでもええがw)

ちゅーか、

500円も稼がれへんってのなら、

それはそれでちゃんと仕事してんのか?

って、オヤジは思ってまうんでねw

出世しろとかまで言わんが

ちゃんと仕事全うしてきた暁には

オヤジがお得にメシ食わせてやる。

これも一種の「WIN×WIN」の関係

・・・やとオヤジは思うからな。

侮ることなかれ、1食500円の価値。

というわけなんで、

がんばって500円稼いで来なはれ~

・・・?

鮪の話、関係無くなってきたなw

まとめ

ということで、

今回は鮪の話ってことで

安い理由とか、ハザイの話など含めて

色々オヤジなりに好き勝手書いてみた。

後半、

マグロ関係なくなってた感は否めんがw

ま、個人ブログなので、

細かいことは気にせずって事で。

でもまぁ今回の記事で、

ある程度はウチの鮪を通して

オヤジの想いは色々語れたと思う。

オヤジの鮪はハザイとはいえ

「500円以上の価値はある」

ってことが伝わってれば、これ幸い。

もちろん他の定食たちも同じく

値段以上のもん出してる自負はあるので

興味があれば一回食べてみればいい。

言うても、500円で食える定食。

何もハードル高いこともないやろうし。

でもま、万人に対して

100%満足させられるなんて、

そんな大それた事は言えんが、

値段を加味して貰えれば

満足してもらえるとは思うので

近くに寄った時は、

怖いモン見たさでもかまへんので

寄って行って貰えればと思う。

ということで、今回はこの辺で

おしまい

オヤジの想い

で、散々書いといてなんやけど

オヤジの話に興味持ってくれたのなら

もっと暑苦しい記事もあるよって宣伝w

オヤジが店やるまでの話とか

色々書いてるので

時間良ければ見たってね~

最後まで読んでくれておおきに。

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今日も良いメシを。

幸のオヤジ

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